「ビットコインを買ったらこれで安心★あとは値上がりするのを待って…」と考えている方。ちょっと待った!
今回の記事はcoincheckやbitflyerなどの取引所でビットコインを購入された方へ向けの記事です。
さっそく質問ですが、購入したビットコインは取引所に保管したままでしょうか?
「はい」と答えた方はビットコインの安全な保管方法をお教えしますので、今回の記事をしっかりと熟読することを強く勧めます。
ビットコインを持っていないという方も、coincheckでビットコインを購入する方法を参考にビットコインを手にしてみてください。
ビットコインの保管はウォレットへ
ビットコインを扱っている方の多くは、購入したビットコインをウォレットと呼ばれるビットコインの財布に保管しています。
取引所と違いビットコインの購入・売却の機能は備わっていませんが、2つの観点から支持を得ています。
①取引所のビットコイントラブルが自身に降りかかるかもしれない。
②ビットコインを自身の所有物とするため
実際に起こった事例と合わせて紹介していきます。
ビットコインの取引所「マウントゴックス社」が破綻
仮想通貨について調べているとこの情報に辿り着いた方は多くいるでしょう。
破綻原因として公表されているのが顧客とマウントゴックス社が所有しているビットコインの消失です。資産価値が上がってきているビットコインを多く所有している「取引所」がハッキングのターゲットとなり、ビットコインが大量に盗み出されたようです。
マウントゴックスへビットコインを所有していた方は、残念ながらビットコインが戻ってくることはありませんでした……
hapicoは仮想通貨が貨幣として認められた頃(16年2月頃)に一度「仮想通貨って何ぞや?」と思い調べていたのですが、「ビットコイン」「破綻」の文字が目立っていました。日本ではビットコインが破綻したという形で情報が流れてしまっていたからです。
実際にはマウントゴックス社の破綻でビットコイン価格が9万円台から5万円台へと急降下しただけで、他のビットコインの取引所は稼働していたことから、ビットコインが破綻したというのは間違った情報だったということが分かるはずです。
マウントゴックス社の事例があってからどの取引所もセキュリティには細心の注意を払っているようですが、絶対にハッキングの被害にあわないとは断定できないので、ウォレットを作り自分のビットコインを自身で守っていくことが必要とされています。
ウォレットを持つことで「秘密鍵」を自分自身で所有できます!
ビットコインは各取引が全て公開されていることで、ビットコインがお金として認められていたり、安全性が保障されています。
例えばビットコインで支払いをした時、自分のウォレット上では送金が完了しているのに相手側のウォレットに送金されていないトラブルが起こることがあるかもしれません。そんな時に公開されている取引のうちのひとつを「この取引で自分が送金した!」と秘密鍵を使って証明することでトラブルが解決することとなります。
ビットコインの送受信に関しても、取引所ではなくウォレットを推奨しています。取引所に預けているビットコインの秘密鍵を取引所が管理しているからです。もし先ほどの例え話のようなトラブルが起こった時に、取引所は秘密鍵を教えてくれることはないので取引所に確認と対応をお願いするしか対応策がありません。
本当の意味でビットコインを自身の持ち物とするために、ウォレットへビットコインを移動させることが必要です。
それではここから取引所内のビットコインをウォレットへ移していきましょう!
ウォレットも取引所と同様にたくさんあるのですが、世界的に多く使用されている『Blockchain info』を紹介します。
過去の記事にもある通り、カフェの中でサッと作れるほど簡単です★
上記リンクの記事後、ロゴが変化しています。文字だけの説明となりますがサッとウォレットを作ってみましょう^^
①[blockchain]とアプリ検索。青のダイヤ状のロゴのアプリ[Bitcoin Wallet](Blockchain Luxembourg S.A.)をインストールする。
②アプリを開き、[CREATE A WALLET]をクリック
③メールアドレスとパスワードを入力
⇒ウォレットのパスワードは先ほどにも記載した通り、秘密鍵を保護するものとなるので他人にバレない複雑なものに設定するよう心がけてください。
続いて、取引所にあるビットコインを送金しましょう。 ご自身のスマートフォンの他にもう1台スマートフォン、タブレットを持っている方はとても簡単にできます。
(注記:ハピカチでは取引所はコインチェックをオススメしているのでコインチェックの画面で説明しています。)
①取引所、ウォレットの両方にログイン。
②コインチェックのQRコードを読み取る画面を出す。(QRコードで送信、またはビットコイン送金から)
③ウォレット内の受信をクリックし、受信用のQRコードを出す。
④QRコードを読み込む。
⑤いくら送金するか(円、またはビットコイン単位)を入力して完成。
ウォレットにビットコインが入った状態のまま、せっかく作ったパスワードを忘れてしまえば誰の手にも届かないものとなってしまいます。二段階認証(資金をバックアップ)を指示に従って行うことをオススメいたします。
他の送金方法として、PCでウォレットにログインして受信用QRコードを出したり、ウォレットのアドレス(受信用)をコピペする方法があるので、気軽にhapicoともLINEでお友だちになってお問い合わせください^^♪
hapicoのLINE@
ID: @efd5368s
ID検索の際は@を入れ忘れないように気を付けてください。
※当記事で紹介した方法はビットコインを扱っていく中でのほんの一例です。ビットコインは大切な資産ではありますが、扱いに関しては完全に自己責任であることをご理解ください。